お正月のしつらい(その2)
2022年12月31日 14:10
陶芸をしていると制作の過程で壊れることがあります。
特に大物になるほどヒビや割れが生じたり、乾燥が不十分で焼成中に
破裂することもあります。
そのような焼きものは、思い入れもあり捨てるには忍びなく、何とか
活用できないかといつも思案しています。
今回の作品は素焼の時にヒビが入ったため、数片に分割して勝間田
焼の穴窯の焚口で焼成したものです。破片2個を組み合わせて花器にし、
水仙を活けています。