割れた焼きものに活ける
陶芸をしていると制作の過程で壊れることがあります。
特に大物になるほどヒビや割れが生じたり、乾燥が不十分で焼成中に
破裂することもあります。
そのような焼きものは、思い入れもあり捨てるには忍びなく、何とか
活用できないかといつも思案しています。
今回の作品は素焼の時にヒビが入ったため、数片に分割して勝間田
焼の穴窯の焚口で焼成したものです。破片2個を組み合わせて花器にし、
水仙を活けています。
陶芸をしていると制作の過程で壊れることがあります。
特に大物になるほどヒビや割れが生じたり、乾燥が不十分で焼成中に
破裂することもあります。
そのような焼きものは、思い入れもあり捨てるには忍びなく、何とか
活用できないかといつも思案しています。
今回の作品は素焼の時にヒビが入ったため、数片に分割して勝間田
焼の穴窯の焚口で焼成したものです。破片2個を組み合わせて花器にし、
水仙を活けています。
勝間田焼青勝窯の窯焚きが無事終了しました。窯焚きそして勝間田焼復活会の活動を応援してくださいました皆さん、ありがとうございました。
なお窯出し展示即売会は、12月19日(土)10時から15時頃に行いますので、ぜひ足をお運びください。
先着50名の方に勝間田焼の粗品をご用意しております。
12月8日から勝間田焼の窯焚きが始まりました。
はじめにお神酒、お米、塩などをお供えし、お祈りをした後火入れをしました。
初日は、下の焚口からのあぶり焚きをしています。
窯焚きの見学や体験もできますので、現地に直接お越しください。
なお窯出しは、12月19日(土)の10時から15時ころまでの予定で、展示即売もします。
なお窯出しにお越しになった先着50名の方に粗品を進呈いたします。
詳細は、このホームページのイベント情報をご覧ください。
この冬は暖かい日が多く、季節が前倒しになったようです。
野菜も育ちすぎる位よく育ち、木々の花も早く開花しています。
さてもうすぐ節分、ギャラリーふうでは鬼の展示をしました。
先日大きな面白い板を見つけました。表面が白く傷んでいま
したが、しっかり磨いて展示用の台にしました。
NHKの朝ドラのタイトルのスカーレットは、緋色(火色)を意味する言葉から
引用されているいるようです。
やきものの世界では、より美しい緋色を追及している作家も多いようです。
さて、先月勝間田焼の窯で焼成した作品に緋色がでたものがあります。
焚口の薪が当たる危険性も多い場所で焼いたところ、背の面にきれいな緋色が出
しまた。表の面は自然釉がかかっており、面白い作品に仕上がっています。
ただ残念なのは、大きくヒビが出来てしまったことです。人の手を離れ、火にゆ
だねた結果の作品ですからやむを得ないことですが、作り方にも問題があったか
もしれません。
それでも私としては、ヒビも含めてこの作品を気に入っています。
ギャラリーふうの庭に展示した作品